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当研究所の名称とロゴについて
当研究所の名称に用いられている「カナイ」とは、代表の出身地である沖縄県や鹿児島県の奄美地方に伝わる理想郷である「ニライカナイ*1」の一部を取って命名しています。
ニライカナイは、「ニライ」と「カナイ」という2つの文節からなり、「ニライ」は、「根の方」を意味し、「カナイ」は、「彼方」を意味するという解釈があります。
企業は、社会の公器として、付加価値ある商品やサービスを提供し続ける使命を負った組織体です。
そして、今日ある商品やサービスが、いつまでも市場に受け入れられるとは限らないため、企業は存続し続けるために、絶え間ない努力によって、新しい付加価値を生み出し続けなければなりません。
企業が生み出し続ける付加価値は、社会や人々の生活に変革をもたらし、その積み重ねは、より良い未来へと繋がっていきます。
つまり、企業の絶え間ない努力は、社会をニライカナイの「カナイ」=「彼方」へ導く、原動力であると考えることが出来ます。
私たちは、その企業の絶え間ない努力を支援することで、社会をより良い「彼方」へ導く一助となりたい。
そんな想いから、私たちは、「カナイ」を当研究所の名称として名付けました。
社会をより良い「彼方」へ。
その想いは、当研究所のロゴにも表れています。
当研究所のロゴの左下に表れている五つの四角と四つの四角は、沖縄県八重山地方のミンサー柄*2をモチーフにしています。
ミンサー柄は、「いつの世までも」という意味を込め、求婚された女性が、男性への返事として贈っていた織物に織られていた柄です。
ニライカナイの「彼方」とミンサー柄の「いつの世までも」、この二つの言葉から受け取ることのできる、未来や将来を見据えた「希望」という共通点から、ミンサー柄をロゴの一部としました。
そして、ロゴ左上の濃紺から麻色へのグラデーションやロゴ全体を印象付けているブルーのグラデーションは、海の彼方に存在するとされるニライカナイへ向かう沖縄の海をイメージしたものです。
このように、「カナイ経営支援研究所」の名称とそのロゴには、より良い社会を希求する私たちの想いが詰まっています。
さらに、当研究所のロゴには、もう一つ秘密があります。
実は、ロゴ左上のグラデーションは、当研究所の代表が、藍染で染めた麻布を写真に撮り、フリーハンドで描いた長方形の枠に埋め込んだものです。
つまり、左上のグラデーションは、全くの自然の産物。
そして、左下のミンサー柄は、人がその想いを形にした記号。
残りの「カナイ経営支援研究所」の文字は、デザイナーによって、一つ一つ形作られた人工的な造形物です。
つまり、このロゴには、自然に触れた人間がインスピレーションを受け、そこから生まれた想いを形として表現し、さらには、人間自らが創造主となり、付加価値を生み出していく様子が表現されています。
このように、様々な想いが詰まった当研究所の名称とロゴ。
この名称とロゴのように、私たちは、ひとつひとつの事柄に意味を求め、物語を紡ぐように、お客様と社会の「彼方」を見据え、真摯な活動を続けていきたいと考えています。
当研究所のロゴは、代表の友人で美術大学などでも教鞭をとるグラフィックデザイナーのサダヒロカズノリ氏のデザインによるものです。
サダヒロカズノリ ー http://www.sadahirokazunori.com/
*1「ニライカナイ」 ー http://ja.wikipedia.org/wiki/ニライカナイ
*2「八重山ミンサー」 ー http://ja.wikipedia.org/wiki/八重山ミンサー